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渋温泉 2001/5/3, 4(木、金)

毎年恒例の名古屋のバイク屋バイク&バイク主催の渋温泉での宴会のあるツーリング。勿論編者以外は名古屋からやって来る。5/3 は小雨の降る中、朝 5:30 に日立を出発。R6 から R293 で常陸太田経由で R349 から R50 に入りひたすら西へ移動する。笠間市、下館市、結城市で一旦止まり、暖かい紅茶を飲む。再び走りはじめて小山市、佐野市、足利市、桐生市そして R17 に入って前橋市で給油する。小雨ではあったが濡れそぼったグローブとソックスとガソリンスタンドの好意で乾かさせてもらった。5月というのにまだ寒く、休憩室にはストーブが焚かれていた。

渋温泉

10時前から50分ほど休むと雨も上がり、再び走り出す。高崎市で昼食をとって、R18から富岡市に移り R254 で下仁田町から内山峠を目指す。進行方向の山頂は霧に覆われているようだったが、道路は問題無かった。このあたりから天候も回復し、レインウェアを脱いで佐久市で R141 から小諸市に入り R18 を西進する。浅間サンラインから R144 に移り、R406 から菅平高原へ登っていく。浅間山山頂に霧が見えていたが、こちらはそんな気配もなかった。そのまま R406 で須坂市、中野市を通って、R292で目指す渋温泉の旅館「炭乃湯」に到着した。15時45分であった。まだ、名古屋からの組は到着していなかった。宴会は19時から始まり、その日は終わった。

鈴蘭館

翌 5/4 は快晴になり、出発前に近くの寺へ登る階段で記念撮影した。9時過ぎに13人で菅平を目指す。中野市街を避け、空いた道を軽快に走っていく。R406 をどんどん登っていくと、峠の頂上の喫茶店「鈴蘭館」(左の写真の右手奥の建物)に到着した。毎年ここで休憩することになっている。

10時30分過ぎに出発し、前日のルートを逆走する。名古屋へ帰る組と浅間サンラインへの入り口で別れる。手を振って、ホーンを鳴らして挨拶すると再び一人旅が始まった。浅間サンラインは R18、上信越自動車道と並行して上田市を見下ろす快適な道だ。さて、この道路が R18 と交差するとそこから軽井沢へ続く道は約10kmの間ずっと渋滞である。やれやれ、それを抜ければ碓氷峠である。

碓氷峠

旧道の R18 は路面の荒れたかなりタイトなワインディングである。各コーナーにカーブの標識があるが、その数は 200 近くにも及ぶ。淡々と下っていき「眼鏡橋」で記念撮影。昔はここを列車が走っていたのだろうか。松井田に抜ければ再び道路は広くなる。反対車線は、ここから安中市までずっと渋滞である。安中市で昼食をとる。高崎市市街を避け前橋市から大胡町、新里村を通って、R122 に入り北上する。草木ダム、足尾町から細尾峠を越え、日光市へ入る。足尾銅山は枯れた山で日立市の鉱山を思い出す。

日光はやはり人出も多く、渋滞も相変わらずである。給油して、後は日立までひたすら走るのみである。抜け道から今市市、上河内村を通って R293 を通って氏家町、烏山町、美和村へと進む。美和村の道の駅で最後の休憩をすると日も暮れはじめ、昼間の暖かい日差しもどこへ行ったやら、冷え込んできた。山方町、金砂郷町、水府村と細い道を抜け R349 へ入るともう日立市である。走りなれた本山トンネルを越え、18時45分にはギャロップに到着した。休憩をしてからアパートへ戻った。2日間で全走行距離720kmであった。