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GPSMAP 78s


  1. microSDカード

    microSDカードの容量制限に関してマニュアルに特に記載は無い。調べてみると、List of Outdoor Handheld Interface and MicroSD Card Requirements のページには GPSMAP78s に関する記載は無く、関連する File limitations on the GPSMAP 62/78 (series) によると、62シリーズとファイル制限に関しては同様と思われ、先のページを読み返して、32GB ではないかと判断した。手元のメーカー不明の 16GB の microSDHCカードを装着し、本体のカード情報画面において確認した所、問題なく認識した。

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  2. トラックの保存

    トラックの保存方法に関しては GPSMAP 60CSx と同様、内部ストレージに 10,000点トラックを保存でき、その記録方法を時間又は距離を設定するか、記録方法を「Auto」にし、その間隔を「Most Often」から「Least Often」の5段階から選択することが可能である。そのトラックを本体内にセーブした場合、今までのように点数は間引かれたり、時刻情報は失われることはない。しかもそのセーブできる本数は200本である。毎秒間隔で記録となると記録時間の上限は 10000 / 3600 = 2.78 時間となるが、「Auto Archive」を「When Full」にしておけばデータは別々になるものの連続してその 200倍の時間保存できることになる。今までは「Wrap When Full」が一般的だったので、この変更は有難い。しかしながら、GPSMAP 60CSx の microSDカードへの直接保存機能が省かれたのは残念である。需要はあると思うのだが。

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  3. 地図の選択

    この機種は、自分で日本語フォントファイルを用意することで、地図に漢字表示することが可能となる。その方法は、日本語フォントの導入に記載がある通り、手間はかかるものの難しい作業ではない。購入してしばらくは OpenStreetMap for GARMIN のダウンロード のページにある等高線有、UTF8 の地図データを本体のメモリに入れて使用していたが、Garmin GPS向け地形図(無料)のダウンロードのページの等高線と DEM の含まれる UTF8 の地図データを入れた。データは 3GB弱あるので、microSDHCカード に Garminフォルダを作成してその中に入れた。GPSMAP 60CSx とは異なり、複数の地図データを本体で切り替えて使用できる。勿論ファイル名の重複は許されないので、適宜ファイル名を変える必要がある。Garmin GPS英語版用 日本地図データの地図データはローマ字表記だが、市街地であろうエリアの表示が GPSMAP 60CSx とは異なり、特に見難いことはない。両機種で解像度は同じなので、色数の違いのためと思われる。

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