11/08(土)
昨年に引き続き、チーム大和のツーリングに参加した。ツーリング開催の告知が本年は遅く、参加者も6名と少なく寂しいものだったが、選択されたルートは充分堪能できるものだった。
当日は5:20に日立を出発、あたりがまだ暗くR6を北上している間に北茨城付近で夜明けになった。給油して R289 を西進、集合場所兼宿であるおふくろの宿に到着したのは 6:20 であった。受付を済ませ、コマ図を受け取りマップケースに装着した。車検を受け、ライダーズミーティングをして出発に備えた。
スタートは予定の8時より早めになった。久し振りのコマ図に編者は戸惑い、何となく調子が出なかった。最初の林道へ入るとリア周りから何かが擦っているような異音が聞こえた。バイクを停めて後輪を眺めてみても木の枝が挟まっているということもない。何となくすっきりしないまま走り続けた。
そうこうしていると前のバイクとずい分距離が離れてしまったようだ。３本目の林道へ入るとコマ図に示された距離とメーターの距離のずれが大きくなってきて、とうとう迷ってしまった事に気付いた。先にいるはずのW氏と一緒に道を探しながら正規のルートに復帰するまで30分ほどロスしてしまった。一旦集合し、もう一つ林道を抜けコンビニエンスストアで早めの昼食にした。次の林道は写真のように眺めも良く、ちょっと早めの紅葉が美しかった。これからは延々と長い林道で誰にも遭わず、コマ図を見ながら進むのもくたびれてきた。最初の計測区間にやってきた。この区間は何度もチーム大和のツーリングで使っているらしく、参加者は皆緊張していた。あちこちに倒木があるらしい。散々驚かされていたためか、コンディションが良かったためか、編者はそれほど苦労せず通過したが、こんな道を大型車が通ることにびっくりした。
たんたんと走り続けると、午前中に走った道に戻って来た。一旦給油し、午前中に休憩したコンビニエンスストアで再び休憩。まだ14:30にもかかわらず、日暮れが迫っているように感じた。いくつか林道を抜け、田人町で給油してその日の走行は終わった。大した距離を走ったわけではないのに道に迷ったせいか、宿に着いた時には随分疲れていた。
11/09(日)
翌日は予報通り朝から雨だった。しかし、降水量は大した事はなかったので助かった。昨日仕事で不在だったU氏は当日朝早くに来て一緒にスタートしたにもかかわらず、途中から行方不明になったのが残念だった。
やはり編者は単独走行を続け、ようやく最初の難所にやってきた。途中の林道も路面が柔らかく、とても登る事のできないような急坂を見上げていた。先行した数台は押しながら登っている。さてと編者もトライしたが、途中で断念した。それでも何台かが登りきったと後で知り、びっくりした。
次の難所は勾配は大した事はないというものの滑る路面に四苦八苦した。写真のO氏は常に先回りしてビデオ撮影をしていたが、こんな所をアフリカツインで走ろうとする事自体に編者は尊敬する。
車体はあちこち泥だらけ。写真のようにタイヤはブロックが見えないほどに泥が詰まった。一旦R49のコンビニエンスストアに出て軽い昼食を摂り、後のルートを相談する。結局コマ図通りに続行する事にした。この頃には雨もあがったがレインスーツは着たままにした。
また、いくつか林道を抜け、とうとう最後の難所にやってきた。路面はこれでもかというくらい柔らかく押さずには通過できなかった。しかも途中で道に迷い、編者の前にT氏を見つけなったら脱出する事すら不可能だった。
後は延々と舗装路を走り、宿に戻って閉会式となった。昨年と同様ジンギスカンを食べた。予定より随分遅くなり、帰る頃には完全に日が暮れていた。大変密度の濃い二日間だった。