AXELA 納車で述べたように2010年の夏は全国的に暑く、9月になっても平均気温は下がらず、どうなることかと思っていたが、ツーリング当日の朝は流石に涼しかった。夏用のメッシュのジャケットでは寒いかと思って、内側に一枚仕込んで出発した。当日アパートを出る頃には日の出前で、集合場所のギャロップでも写真のように日の色に少し赤みが差していた。
当日集合したのは9名で、出発直後に R6 で 1名が追い着いて来た。本山トンネルを越え、R349 を北上し、折橋で3名合流、R118 から棚倉のコンビニエンスストアで休憩した。白河から R289 を通って、甲子トンネルを越え、写真の道の駅しもごうで休憩した。
下郷へ下って、R121 へ左折して田島から R289、駒止トンネルを越え、南郷のガソリンスタンドで各自給油した。只見で R252 へ左折して少し行けば、最初の目的地である田子倉ダムに到着した。
しばし休憩の後、更に R252 を西進すると、九十九折れと雪避けのトンネルがこれでもかというくらい続き、路面もうねりが大きく、うんざりした頃に入広瀬町に到着した。国道は工事のため町内を迂回し、写真の道の駅入広瀬で休憩した。この頃には気温も上がり、ジャケットの下の一枚を脱いだ。寝坊した 1名はこの辺りで追い着いてくるかと思ったが、まだ後方に居るようだった。
R17 に突き当たる前にコンビニエンスストアで休憩、編者を含む数名は目的地である食堂を探しに先に出発し、残りは後続の 1名を待つことにした。ところが目的地付近に到着しても、それらしい店はなく、どうもつぶれたらしいことが分かった。後続とも合流し、仕方なく別の店を探して、写真のトンキーとんかつレストランに入った。写真は編者の食したタレカツ丼である。タレは醤油ベースで甘辛く味付けてある。むらいのソースかつ丼とは異なる美味しさだった。ここまで約270km、編者は昼食前に給油した。
さて、昼食後は高速道で日立に帰る事にした。小出IC から関越自動車道に乗り、写真の越後川口SA で休憩した。給油する人もいた。新潟方面へ進むと、小雨が舞ってきたが本降りにならずに済んだ。長岡JCT から北陸自動車道に移り、新潟中央JCT から磐越自動車道へ進み、阿賀野川SA で休憩した。ところが、ここにあるはずのガソリンスタンドが廃止され、ここで給油予定だった人はドキドキしながら磐梯山SA まで走った。ガス欠寸前だったが間に合って良かった。次は阿武隈高原SA で休憩した。
磐越道は交通量は多いものの、流れは思ったよりもスムースだったが、いわきJCT から常磐道に入ると少し渋滞しているようだった。最後の休憩地である中郷SA に到着した時には辺りも薄暗くなり始め、SA にはバイクがたくさん駐輪していた。何かの集まりのようだった。ツーリングはここで解散、編者はギャロップにも寄らず帰宅した。帰り途は約370km、常磐道で燃料警告灯は点滅し出したが、無給油で高速道を走りきることができた。総走行距離が 600km を超える暑い日の長いツーリングが終わった。