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ムーゼの森 2016/6/4(土)

GeoHack Kashmir3D ムーゼの森案内図

ムーゼの森とは、避暑地で有名な軽井沢にある、軽井沢絵本の森美術館とエルツおもちゃ博物館軽井沢を有するミュージアムパークである。軽井沢は日立からは大変遠い場所と思っていたのだが、北関東自動車道、上信越自動車道を使うと日帰り可能な距離となっている。

南からアプローチすると、左側に駐車場とエルツおもちゃ博物館軽井沢、右側に軽井沢絵本の森美術館がある。館内は撮影禁止なので、注意が必要である。駐車場に写真の案内地図があり、これは南が上向きに書いてある。

GeoHack Kashmir3D 軽井沢絵本の森美術館第一展示館

まず、軽井沢絵本の森美術館から鑑賞することにした。美術館と博物館の入館料は別々だが、共通セット券は割安となっている。ゲートをくぐると、ピクチャレスクガーデンに入園する。この奥に写真の第一展示館があり、吉田新一文庫とお目当てのピーターラビットのひみつの部屋がある。前者は英米児童文学の研究者だそうで、絵本よりもむしろ児童文学の蔵書が多く展示されていた。後者は有名な絵本シリーズの紹介で、作者ビアトリクスの生涯の紹介や絵本の原本等が展示されていた。

第二展示館は「ピーター・パンの世界~2つの物語~」という企画展を実施していた。その他、絵本を閲覧できる絵本図書館、洋書、和書やキャラクターグッズを販売している絵本のお店がある。

GeoHack Kashmir3D エルツおもちゃ博物館軽井沢展示館

道路を渡って西側にはカフェ「ルーエ」が併設されている。サンドイッチとジュースを食してから、木のおもちゃの店、森の生活館に入った。前者はチェコとの国境近くにあるドイツ、エルツ地方の木工おもちゃを、後者は各種雑貨を販売している。次にメインのおもちゃ博物館に入った。14世紀に錫鉱山として栄えたエルツ地方では 19世紀半ばに鉱山が衰退し、その代わりに豊富な森林資源を生かした木工産業としておもちゃが作られるようになったということらしい。展示室の一部は坑道を模した物になっている。有名な「くるみ割り人形」の由来の説明もあり、動物などのミニチュア、工作機械等の展示物は興味深かった。

鑑賞後、アウトレット、軽井沢・プリンスショッピングプラザに寄り、横川SA でおぎのやの峠の釜めしを買って日立に戻った。