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ケルヒャー K230 Plus & K3.70 Plus

K230 Plus

K230 Plus 全体

ドイツのケルヒャー社製家庭用高圧洗浄機 K230 Plus は同社の製品の中でも小型軽量が特徴である。吐出圧力 7 MPa 、吐出水量 280 L/hour は家庭用には充分と感じる。TT250RCRM80 の泥汚れを落とすのが目的だから、圧力が高くてシール類を痛めるよりは良いと思う。ケルヒャーショップ楽天市場店のフォーラムによると、前モデルの K210 はブラシモーターを採用することによって軽量になった一方、連続使用は最長1時間でその後冷却が30分ほど必要であり、カーボンブラシの寿命が約150時間である旨が書いてある。週に一度30分程の使用では6年弱使用できる計算になる。ブラシレスモーターを使用した洗浄機は倍以上の重さであるから、使用頻度を考慮して機種を決定するべきだろう。

左の写真は本体、黒い細いのが高圧ホース(6m)、黄色い太いのが給水ホース(3m)、トリガーガンである。給水ホースは市販のコネクタを利用して水道の蛇口に着脱可能とした。また給水ホースの本体側接続カップリングには逆流防止弁が組み込まれている。

付属品のノズルは、通常洗浄用の高圧ノズル(20°)と頑固な汚れ用のサイクロンジェットノズルの2種類である。サイクロンジェットノズルは水流が回転しながら広角気味に噴射されるので、フェンダー裏の泥汚れを落とすに最適である。これらのノズルでは下回りの洗浄がやりにくいので、以下の部品をコメリショップで通販で購入した。

アンダーボディランス(高圧洗浄機用)2.638-817
フォームランス6.964-507
中性洗剤 RM555 タブレット6.290-626
ノズル全体

左の写真に各ノズルを示す。上からアンダーボディランス、高圧ノズル、サイクロンジェットノズル、フォームランスである。サイクロンジェットノズルはトリガーガンに接続してある。

アンダーボディランスは名の通り下回りの洗浄用に長いパイプの先が90度に曲がっているものでノズルは広角気味である。写真のようにトリガーガン接続部分はプラスチック製でノズル側はステンレス製であり任意の角度に回転させることが可能である。噴射方向が90度回転しており、長さも高圧ノズルの倍以上あるため、反動がかなりある。

フォームランスは中性以外の洗浄剤を使用することができる噴霧器である。本体だけでも洗浄剤吸引ホースを接続すれば中性の洗浄剤を噴霧することは可能である。ポンプに洗浄剤が入らないようにノズル先端付近に洗浄剤を入れるタンク(容量300mL程度、下の写真の黄色いタンク)がついている。使用すると泡状の洗剤が広範囲に散布される。

ノズル先端部

左の写真に各ノズルの先端部を拡大したものを示す。アンダーボディランスの先端に付いている黒い部品は回転させて取り外し可能であり、口径や拡散角度の異なるノズルが交換できるようである。サイクロンジェットノズルの三角部分に回転子が内蔵されており、これによって渦巻き状の高圧水が散布される仕組みらしい。

洗浄するには、まずフォームランスを用いて洗剤を散布し汚れを軟らかくしてから、アンダーボディランスで下回りをサイクロンジェットノズルで全体を洗浄できる。車の場合はアンダーボディランスでルーフ、ボンネット、フェンダー内側の洗浄が楽になる。サイクロンジェットノズルの威力は強烈で、バイクのステッカー類は悉く剥がれてしまった。車の場合は高圧ノズルで十分であろう。塗装面をスポンジで擦ることがないし、作業時間も1/3程度で済み、使用水量も大変少ない。いわゆるスチーム洗浄機と異なり洗浄機だけで油汚れが落ちるということはないので期待すると裏切られる。しかし、泥汚れや埃落とし程度には充分役に立つ。

K3.70 Plus

K3.70 Plus 全体

K3.70 Plus の写真を示す。全長は同じだが、幅、高さ共に約 5cm ずつ K230 Plus より大きく、重量は、2.5倍となっている。その分、吐出水量が2.5割増しとなり、吐出圧力はさほど変わらないものの作業時間が若干短くなったように感じる。

K230 Plus でも付属しているサイクロンジェットノズルの見た目は変わらないが、耐水圧値が若干大きく(120bar → 140bar)なっている。写真手前のバリオスプレーランスは吐出圧力を無段階に変化できるノズルで、スペック一覧に記載した吐出圧力範囲はこのノズルによるものであり、本体に調整機能はない。先端の太い部分全体を回して圧力を調整できる。

トリガーガンは K230 Plus に付属のものと異なり、安全ボタンはスライド式で扱いやすくなっている。高圧ホースの接続位置はトリガーの後方から前方に変更されている。高圧ホースの接続部分は金属製で、樹脂製の K230 Plus の付属品より高品質である。見かけは同じだが、高圧ホース自体の構造も異なるのかも知れない。作動音は、K230 Plus が甲高い音であるのに較べると随分静かに感じられるが、やはり静かな環境での使用は躊躇われる。

K230 Plus の項目で述べたアンダーボディランス、フォームランスの K3.70 Plus への取付け、使用に問題は無い。