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健康管理

このページでは編者の健康管理に関する取り組みを紹介する。薄灰色背景となっている箇所は各ページからの引用を示す。


  1. 体組成計 ELECOM EFSBT01BK

    体組成計 ELECOM EFSBT01BK

    体重だけではなく体脂肪率等が測定可能、スマートフォン等と連携して測定値の記録が容易なことを条件に検索して見つかった ELECOM の体組成計の中で Bluetooth 対応の本製品に興味を持った。この型番で検索してテスコム公式楽天市場店から購入した。おそらく流通経路の違いのみで中身が同じ HCS-BTFS01 という型番違いの製品が存在する。これらの取扱説明書の内容は同一である。体組成計ではスマートフォンとの連携に Wi-Fi 接続を用いるものが多いが、敢えてBluetooth 接続のものを選択した。それは Wi-Fi 環境が変わった場合の再設定の手間を嫌ったのとユーザーが増えた場合の対応の容易さを考慮したからである。記録に用いるアプリも使い勝手が良さそうだった。体組成値測定時には必ず事前にペアリングしたスマートフォンが必要で本体だけでは体重しか表示できず、それ以外の測定値は表示できない上に過去の記録を本体に保存することもできない。逆にそれらの機能を省き更に複数ユーザーの対応を端末毎にしていることでコストダウンしているのは、体組成計単独で使用するならともかくスマートフォン等と連携することが前提なら一石二鳥の優れた方法と思う。体重と生体電気インピーダンスを測定し、予め入力した年齢、身長、性別の値から 体脂肪率、BMI(Body Mass Index)、内臓脂肪レベル、基礎代謝、骨格筋率、骨量、皮下脂肪率、FFMI(Fat Free Mass Index) を計算しアプリ上で表示できる。取扱説明書には無い ELECOM Healthcare というアプリをインストールして、体組成計との連携のために機器登録した。デバイスの検索画面の前に Bluetooth が有効であるか等 5つの確認事項の条件を満たしているか確認画面があり、その状態で体組成計の電源を入れるとあっという間に機器を検出し、登録された。電源を入れるには体組成計に乗れば良いが、裏面にある地域設定用ボタンを押す事でも良い。「HCS-BTFS01 / EFSBT01」として登録されたので同一機種として扱っているのが分かる。取扱説明書を見て緯度によって異なる重力加速度の影響を補正し、正確に測定できるように、測定する地域を設定した。日々の記録は簡単で編者の場合は以下の通りである。このアプリをタブレット (Lenovo Tab M10(3rd Gen)) にインストールしておき、測定時にこのアプリを開いておく。体組成計に乗って電源を入れ一旦降り、自動校正のため 0.0kg と表示されるのを待つ。これを確認しもう一度体組成計に乗ってタブレット画面を見る。タブレット画面上に測定している体重値が表示され一定値になると体組成計 LEDディスプレイの体重値が消え□記号がスクロールするように表示される。この時に体組成値を測定しているのでそのままの姿勢を保つ。最後に Bluetooth のアイコンが点灯しデータが転送されるとタブレット画面に各体組成値が表示される。アプリでは日々のデータ画面から各体組成値の解説も表示できる。本体の電源は単4型乾電池3本、Bluetooth のバージョンは 5.0 である。付属の乾電池はマンガン電池だが、取扱説明書ではアルカリ電池の使用を推奨している。

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  2. ELECOM Healthcare

    体組成計 ELECOM EFSBT01BK の取扱説明書には ECLEAR plus というアプリを使って各測定値を記録するように書いてある。このアプリのダウンロードページから ELECOM のアプリを表示させると、ELECOM Healthcare というアプリが見つかった。更にこのアプリ名で検索するとこのアプリのオンラインマニュアルが見つかった。対応機種一覧に HCS-BTFS01 があり EFSBT01 は無かったが、多分接続可能だろうと判断して該当機種を購入した。実際、接続に問題無かった。ELECOM といえばパソコンの周辺機器の製造、販売で有名な会社だが、2015年(平成27年)にエレコムヘルスケア株式会社を設立し、関連製品の開発、製造、販売だけでなく、各種サービスの開発、運営もやってきたようである。健康管理のアプリは HELLO!、ECLEAR、ECLEAR plus と進化してきて、それぞれ専用の Cloud を運営し、このアプリでは ELECOM Healthcare Cloud へのアカウントの登録が必要である。登録には Google のアカウントを利用できる。基本情報として、氏名、生年月日、性別、身長の入力が必須である。記録できる情報は体重、体組成率の各値、血圧、歩数で、歩数の値は Google のヘルスコネクト (と連携した Google Fit) から取得するので、歩数を記録するならその連携設定を行なう。この状態で血圧の収縮期血圧(最大血圧)、拡張期血圧(最小血圧)、心拍数の各値は手動でも入力可能である。また体組成計を登録すると体重、体脂肪率が手動でも入力可能となり、これらの値を入力するだけで各体組成値を計算してくれるようになる。また、任意の期間の血圧、体重、歩数のグラフ表示と PDF化が可能で、血圧、体重値の CSV 出力可能な点も有難い。なお、アプリの動作環境は Android 11~15、Bluetooth 4.0/BLE 機能を搭載する Android端末もしくは iOS/iPadOS 16~18である。

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  3. 参考ページ

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