モトパーク森は福島県鮫川村にあるオフロードコースである。左の写真はモトクロスコースの入り口にある事務所でここで、走行受付をする。一日の走行料は\2,000という格安で充分楽しめる。
当日のギャロップ出発は3台で7時、本山トンネルを越え、R349 を北上、途中折橋のコンビニエンスストアで1台合流し、R118 矢祭のコンビニエンスストアで昼食を買い込む。塙町で県道27 を右折して、R289を東進、県道242 を左折して鮫川中学校の傍から県道71 を東進してモトパーク森に到着したのは9時少し前。日立から70km強の距離である。
当日は快晴だったが、台風の後だったのでコースコンディションは悪く、到着時にはブルドーザが整地していた。着替えて、まずモトクロスコースを走り出すと、路面はかなり軟らかく、TT-R125LWのパワーでは一速で坂を上るのもやっとであった。午前中はまだ走行車両も少なく、コース初心者の編者は気楽に走ることができた。
さて、次はエンデューロコースである。事務所から700m程南下すると写真のような看板がある。ここから更に700mほど進むとコースインである。レース時にはきちんとコーステープが脇に張ってあるのだろうが、最初はコースをどのように走ってよいか迷った。大雨の後なので、コースコンディションが悪化しているかと思ったが、予想よりも難所は少なかった。途中見晴らしの良い写真のような場所もあり、なかなか楽しめるコースである。
そうは言っても、あちこち地割れのような深い溝やわだちがあって、このようなコースを初めて走る人には厳しかったようだ。写真は赤土の急坂で再スタートしている所である。編者が4年前に F2 小湊で初めてコースを走った時はへなちょこであったが、こういう場所を独りで誰の助けもなく走れるようになったのはギャロップで色んな人に出会えたからだと思うと感慨深い。
先に独りで1周してスタート地点に戻ってきたが、誰も戻ってこない。多分、あの辺りで苦労しているのだろうと思い、再びコースインした。すると、後半の上り区間の手前で皆休憩していた。この先の上りは大変だよ、と言い残して更に3周目に入ると写真のような赤土の急坂でバイクを皆で押している所に遭遇した。この後、全員で戻って昼食にした。
昼食の頃には、路面も乾いてきたのでモトクロスコースを走る人々も増えた。編者の TT-R125LW でも午前中は一速でしか上れなかった坂が二速で上れるようになった。周りではバイクを取り替えて遊んでいた。その後、数名で再びエンデューロコースを走りに行った。午後になると風も冷たく、編者は2周で終わりにした。写真はこの一つ前の写真にある赤土急坂をクリアした人々である。
さて、再びモトクロスコースへ戻ってくると、ギャロップ店長の息子さんがもう一度モトクロスコースを走りたいという。初めてオフロードバイクに乗って、すっかりその楽しさに目覚めてしまったようだ。15時少し前に着替えて、バイクを積み込み、15:30 には日立へ出発した。気持ちの良い週末であった。