2005年はオフロードのツーリングが少なかったので、12月に八溝山を越えて白河でラーメンを食べようということになった。当日はオフロードの経験の少ない方3人を含む7人が揃った。12月になって例年よりも寒くなり、当日の朝も冷え込んで TT250R はエンジンがなかなか掛からなくて往生した。
いつものように本山トンネルを越えて R349 を北上して R118に入って初めのコンビニエンスストアまで直行とスタートしたものの、あまりの寒さに折橋のコンビニエンスストアで一旦休憩した。身体を温めるために里美の林道を走ろうと R461 を西進すると道端の気温計は 2度。林道に入ると、写真のように凍結した部分があった。
一つ目の林道を抜けてから八溝山に行くかどうか相談したが、行ける所まで行ってみることにした。里美の牧場の北側から R349 に戻り、福島側へ下っていくと風が冷たく、東館のコンビニエンスストアに到着した頃には皆寒さで震えていた。
真名畑の集落に雪は無く、林道の最初のフラットな区間は日陰にだけ雪が残っていた。例年凍結している広場に到着すると、写真のように雪が一面に残っていた。しかし、深さは大したことはない。どうせこの場所だけ積雪しているだけだからと尾根筋を越えて北側の区間まで登ることにした。CRF250X の店長は気持ち良さそうにどんどん登っていってしまった。
途中、予想に反してあちこち結構雪が残っていた。これでは初心者の方は無理だろうな、と思いながら登って行くと例年スタックする場所でスタックしてしまった。それでも前進を続けると、北側の斜面に入ったところで路面全体に雪。四輪車の轍に沿って凍結している。行って行けないことはなさそうだったが、全員で通過するのは不可能と判断し、山を降りて塙町のラーメン屋で昼食にした。この後、林道板庭-入宝坂線を走って日立に戻った。寒い一日だった。