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GALLOP-X ED in KAWAUCHI 2002/10/13(日)

参加車両

6/16 のかぶと虫エンデューロ IN ときわの第1戦に参加した後、第2戦にも参加するつもりだったがギャロップからの参加人数が少なく、替わりに参加した。この何故か店の名前と同じなのがおもしろい。詳細は公式ページにある通り福島県双葉郡川内村で初めて行われるレースで一種の村おこし的行事と思われる。ギャロップからの参加者は4名、全員90分のグループBに申し込んだ。前回は CRM80 で参加したが、今回は TT250R にした。

Y師匠のバイク

当日 4時ギャロップ集合で会場へ向かう。常磐自動車道、磐越自動車道を乗り継ぎ、小野ICを降りて6時過ぎ到着した。途中盤越自動車道で霧が出てきてコースがどうなっているか心配だったが、川内村は快晴だった。Y師匠が駐車スペースを確保しておいてくれたので、すんなり駐車することができた。右はY師匠のバイクとトランスポータである。予定よりも早く 6:30 に参加受付け、車検が始まった。参加賞として、スポーツゼリー飲料 X 2、地元川内村の名産と思われる「梅のシロップ漬」、エントリーリスト等を受け取る。8:15 ライダースミーティングで、タイムスケジュール、コースの説明、AAクラス選手の紹介等があった。着替えてスタートラインに集合する。何故か編者はB2クラス一番乗り。オフィシャルから「楽しいコースだが、沢に下って上る所が難所かな。」という話を聞いて緊張する。

割れたハンドガード

さて横並びで一斉にスタート。周りの轟音の中いきなりペースを見失い走り出す。メインストレートを抜けると、いきなり林間セクション。渋滞が起きていた。木の根に引っかかってスタックした直前のバイクがどいてくれないことには前に進まないので、脱出を助ける。その後はしばらく単独で走り続ける。このあたりから自分のペースを取り戻した。林間セクションと牧草地が交互に現れるコースで逆キャンバーがやたら多い。路面はほとんどドライで走りやすかった。急斜面を下ると渋滞が始まっていた。スタート前に聞いていた沢からの上りでスタック続出のようだ。しばらくストップして他人のラインを観察する。これがクリアできないでリタイヤするのは嫌だな、と考えていた。下りから上りに変わるところで加速できれば問題ないが編者は上りきれずに転倒。スタッフの方がバイクを起こすのを手伝ってくれた。もがきながら脱出ししばらく走るとメインストレートに戻ってきて2周目突入。この頃にはほとんど単独走行になっていた。2周目の沢からの上りで再び転倒。ハンドガードを割ってしまう。左はレース終了後の写真である。マグナム製のプラスチックブッシュガードは安価であるが、強度は今一つのようである。

完走しました

その後はたんたんと走り3周目に沢の手前で休憩しつつ割れた部品を取り外しているとギャロップの店長が「大丈夫か」と声をかけて通過していく。編者はえいやっと走り出すとなんなく通過できた。だんだんコースも荒れてきてギャップが深くなってきた。林間セクションでは木の根が露出してきてラインを読み間違えると引っかかってしまう。4周の途中で TT250R のメータの時計を見るとチェッカーまで後わずかであったが、集計所では「後1周」のサインが出ている。さあ、後一息がんばれと気合を入れゴールを目指す。この時間では編者の前後にバイクはなくなっていた。メインストレートでギャロップの店長が写真を撮っているのが見えた。チェッカーを受けた時にはアナウンサーが編者のゼッケンと名前を呼んでいるのが聞こえた。右の写真のように無事完走した。

ゴール直後のK氏

さて、パドックに戻ってくると10年ぶりにエンデューロに参加したという K氏だけいない。どうなったかと心配していると、集計終了とのアナウンスが。それでもしばらくすると戻ってきて安心した。もう、へろへろであった。左の写真はゴール直後の K氏である。

公式ページのレースの結果を見れば判る通り、編者は B2クラス 35名中 27位、走行時間1時間56分35秒、最速ラップタイム19分26秒。もう少し努力したいところである。

昼食

さて、この後はAAクラスと Aクラスの観戦である。総出場台数 174台のスタートは壮観の一言。メインストレートの上りをウィリーで通過していくライダーにびっくり。流石にトップレベルの走りは豪快である。1周で戻ってきたバイクは皆一様に泥だらけ。沢渡りの後の上りで渋滞ができていたようだ。またゴーグルを外しているライダーも多かったのでスタックしている様子が想像できた。バイク雑誌でも有名な三橋淳氏の走りは安定しており、1時間で3周するところで Y師匠は2周。上には上が居ることを実感した。今回のレースでは地元の方のご協力で昼食がサービスされる。右の写真のように握り飯(3つ。2つは食べてしまった)、豚汁、漬物、お茶。大変おいしくお腹もいっぱいになった。改めて食事を作ってくださった方々に感謝する。

レースも終了して撤収する。アパートでくつろいでいると Y師匠から編者の携帯電話に連絡が入る。何でもギャロップ店長が B3クラスで 6位に入賞したそうである。


公式ページのレースの紹介と結果