DART Marlin Flyscreen
バイクで高速道路を走行することがほとんど無くなったものの、一般道でもスクリーンがあった方が風の影響が少なくなり楽である。純正オプションの小ぶりなスクリーンではなく、透明もしくは薄い色で大柄、取付けに後付け感が少ないものを検討した。DART はイギリスのスクリーンのメーカで小さい順に Piranha、Classic、Marlin の形状があり、編者は一番大きい Marlin を、カラーは Light Tint、Dark Tint から Light Tint を選択した。
そもそも XSR700 は 2022年以降とそれより前のモデルではヘッドライト自体(LED とハロゲン)とライトステーの形状が異なるので、DART のスクリーンステーもそれに併せてステー形状が異なる。写真のようにスクリーンステーはヘッドライトステーの左右 2本のボルトと共締めして固定するようになっている。このような固定方法のためスクリーンステーが回転する不安があるが、ライトステーに当たるようなスクリーンステーの突起で回転を防止している。
公式ページによると、スクリーンは射出成形された 4.5mm厚のポリカーボネート製でケイ酸塩から成るガラス状の硬度と耐摩耗性を持つ Dartec 2 hard coating が施されているという。縁も丸まっていて身体を傷付けることもない。ステーはレーザーカットされコンピュータ数値制御で曲げられたアルミニウム製で黒色のざらざらした粉末塗装が施されている。スクリーン、ステー共に精度良く成形されており、取付けに苦労することも無かった。スクリーンとステーの間には振動を吸収するように EPDM製グロメットを挟みこむようになっている。
XSR700 初期型のメーターはハンドルクランプ真上にあったが、2022年以降のモデルではハンドルクラウンの前方にメーターが移動した。DART のこのスクリーンにはメーターを中心方向とライダー側に移動させるブラケットが付属している。写真の左側が純正のブラケット、右側が DART スクリーン付属のブラケットである。このブラケットもスクリーンステーと同様の表面処理が施されている。
公式ページにおいて世界中に通販可能になっており、日本向けでも送料無料であった。届いた商品は立派な化粧箱に丁寧に梱包され、英語だが分かり易い説明書が付属していた。
参考ページ
ヤマハ発動機株式会社 ニュース
- 2022年2月24日発表 スポーツヘリテージ「XSR700 ABS」2022年モデル発売 ~往年のヤマハスポーツバイクを象徴するグラフィック&カラー採用~
- 2020年3月5日発表 「XSR700 ABS」2020年モデルを発売 ~1980年代スポーツモデルをイメージした新色を採用~
- 2019年3月7日発表 “ヤマハスポーツヘリテージ”イメージを強調しながらも、遊び心あふれる新色を採用 「XSR700 ABS」新色を発売
- 2017年10月4日発表 “オーセンティック”なスタイリングに688cm3水冷2気筒エンジンを搭載 “Neo Retro”ロードスポーツ「XSR700 ABS」を新発売
ヤマハ発動機株式会社 公式ブログ
- 2022年2月24日 なつかしいカラーリングの2022年モデル「XSR700」
- 2020年3月6日 オーセンティックなニューカラー2020年モデル「XSR700」
- 2019年3月7日 スポーティ&カジュアル XSR900&700のニューカラー
- 2017年10月4日 お待たせしました!「XSR700」を遂に発売します&「XSR900」も新色発表です!
その他