毎年恒例の名古屋のバイク屋バイク&バイク主催の渋温泉での宴会のあるツーリング。今年は昨年と同様、二日共快晴となり、3年連続で天気に恵まれた。バイクはエンジンを積み替えてから調子の良いMonsterS4 で出かけた。5/3 の日立の出発は 6:30 とし、朝方は涼しかったが、日中は気温が上がることが予想されたので、スリーシーズン用の革ジャケットを着て行った。慣れた道ということで、いつものように本山トンネルを越え R349 を北上し、竜黒磯トンネルから水府村に抜け、R289 を西進した。R349 ですら既に家族連れの車が多かったのが意外だった。
曇っていたので、昨年のように喜連川町から那須連峰は良く見えなかった。日光市内はいつものように渋滞していて、いろは坂に上る手前の馬返の駐車場では写真のように桜が咲いていた。いろは坂は車は並んでいるものの流れはスムースだったが、明智平の駐車場は相変わらず混んでいた。今年も第一いろは坂と男体山が良く見えた。
中禅寺湖で給油し、戦場ヶ原から金精峠へ上っていった。峠では写真のように雪が残っていた。峠を下って行くと、路肩の雪は昨年と同様にバイクの高さくらいあり、菅沼もやはり凍っていた。この辺りは肌寒かった。
沼田へ降りてくると流石に気温が上がってきて、沼田市内の昨年帰り途で昼食にしたラーメン屋で昼食を採った。中之条町から吾妻渓谷は車は並んでいたものの昨年できた橋のおかげか、スムースに通過できた。途中、写真のように川を横切ってこいのぼりが泳いでいた。長野原町から見上げても進行方向は曇っていて山は見えなかった。草津温泉に上る途中は昨年と同様、標高の低い方に桜が咲いていたけれども、高い方にはつぼみもなかった。
草津温泉を過ぎると空気が冷たくなってきて、昨年と同様に雪の壁が現れた。ほとんど路面は乾いていたものの時折雪解け水が道路を横切っていてドキドキした。渋峠は写真のように雪がたくさん残っていて、この先の電光掲示板には昨年同様「スノーシェード内凍結 通行注意」の文字が表示されており、路肩は凍結していた。名古屋から参加の人達は渋峠を通るのを止めたと後から聞き、賢明だと思った。
いつものように志賀高原スキー場を横目に見ながらだらだら下り、湯田中で給油。宿屋に到着したのは 14:10、走行距離は 345km だった。今年の宴会は参加人数は多かったもののバイクで参加した人が減って少し寂しかった。
昨年同様翌 5/4 も快晴で、いつものように階段で記念撮影してから、出発した。菅平へ登る途中シートバッグがずれてきて思うように走れなかったのが残念だった。やはり昨年同様、頂上の喫茶店「鈴蘭館」は開店していなかったので、少し休憩してからすぐに走り出した。編者もここからはまた一人旅となった。
いつものように鳥居峠、長野原町、中之条町まで戻ってきてから、渋川市へ抜けることにした。
渋川市に入る手前で2004年に昼食にした食堂山水でラーメンを食べ、渋川市、大胡町、大間々町から R122 に入ると、だらだらと渋滞していた。思うようにペースが上がらなかったが、草木ダムを通過したあたりから車の台数も減った。対向車線はツーリングの団体が多く、トライクがたくさん見かけた。流行っているのだろうか。
日足トンネルを抜け、渋滞している日光市を抜けようとしたら、いつも使っている抜け道が渋滞しており、街の真ん中を抜けてから給油、いつもは走ったことのない写真の杉並木を抜け、喜連川、馬頭、常陸太田から日立市内に戻った。
日立で給油した際、「虫がすごいですね」と言われ、帰宅してからライト周りを見てみると写真のように虫の死骸だらけだった。やはり黄色いバイクには虫がたくさん寄ってくるのである。二日目の走行距離は365km。長い二日間は快晴のまま終わった。