2010年の夏は全国的に暑く、最高気温が35度を超える猛暑日が続いていた。7月31日、8月1日に笠松運動公園で開催された日立くるまフェア2010で購入を決意し、8月初旬に二代目 AXELA を契約して、納車は9月になった。色の選択にはかなり悩んだが、初代のカナリーイエローマイカという派手な色から一転して、アルミニウムメタリックという地味な色に決定した。LANTIS の明るいシルバーストーンメタリックに比べると渋みのある銀色である。前述のイベントの際、全色が展示されているのが決定に役立った。
納車当日も朝から暑い日で、北関東マツダ日立店で営業時間より早く納車してもらった。初代 AXELA 納車の日から数年後に店舗が改装され背景が異なる。荷物の移動やらカーナビの設定やらに手間取ったが、早速慣らしに出掛けた。
日立市内で給油し、日立中央IC から常磐自動車道に乗り、いわきJCT から磐越自動車道に移り、五百川PA で最初の休憩をした。初代の高速安定性は特筆すべきものがあったが、二代目は更にそれを磨き上げていることが体感できた。新潟中央JCT から北陸自動車道に移った。
そろそろ昼食を摂ろうと黒崎PA に入った所小さな食堂は満員で、休憩もほどほどに米山SA まで走った。この SA からは日本海が見えた。写真の中央にうっすら見える山は弥彦山である。柏崎港、柏崎刈羽原発も見えた。
昼食を摂って、再び北陸自動車道を走り、上越JCT から上信越自動車道に入った。交通量が増え、野尻湖あたりまではずっと上りの単車線が続く(時折追越車線が出現する)ので小排気量の車には辛そうだった。下りになって、小布施PA で休憩した。
長野自動車道の分岐である更埴JCT から更に上信越自動車道を進み、東部湯の丸SA で給油した。走行距離 516km で 13.2km/L の燃費だった。だらだら上って、写真の佐久平PA で休憩した。長野県から群馬県に跨る八風山トンネルが今回のルートで最高の標高 952m だった。
碓氷軽井沢IC から下仁田IC までは下りの屈曲の多い区間で、交通量も増え緊張した。
藤岡JCT から関越自動車道に移ると、更に交通量が増し、時折渋滞も発生した。嵐山PA で休憩した頃には日も傾き始めてきた。大泉JCT で外環自動車道に移った。ここまでの料金は1,850円だった。外環自動車道は夕方ということもあって渋滞が激しく、三郷JCT までだらだらと進んだ。外環自動車道の通行料金は 350円だった。
三郷JCT から常磐自動車道に入ると慣れた道なので気持ちが楽になった。日立南太田IC で降りて料金は 1,650円だった。R6 から北関東マツダ日立店に戻ると、走行距離は 820km となった。出発から 10時間経過して流石に疲れたので、長めの休憩をした。
さて、目標の 1,000km までに距離が足りないので、茨城県北部のワインディングを走ることにした。ワインディングを抜け、写真の北茨城IC 近くのコンビニエンスストアで休憩した。同じルートを逆走して、その日の内に日立市内に戻った。ワインディングでの取り回しの良さも初代より更に優れていることを実感した。
LANTIS、初代 AXELA と同様にシートの出来が良く、疲労感はほとんど無かった。前日の計画では翌日曜日をゆっくり休むつもりが、意外に朝早く目が開いたので、午前中は DT125R に乗った。初回点検の前に給油すると、走行距離 467km で 13.7km/L の燃費だった。茨城、福島、新潟、長野、群馬、埼玉、東京、千葉に跨る、長時間、長距離の走行でも安定して運転することができた週末だった。
移動軌跡(クリックするとPNG形式で拡大)
画像は山旅倶楽部の地図を使用